project

日常生活にスルリと溶け込む未来のインタフェイスをテーマにHCI (Human-Computer Interaction)やVR/AR・マテリアルなどの勉強をしています

経歴

電気通信大学(2016-2020)
・ものづくり・HCI系研究サークル『インタラクティブメディアラボ』
・Ⅲ類化学生命工学科
・古川怜研究室(ポリマー光ファイバセンサ)

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD、2020-2022)
・FutureCraftsプロジェクト(山岡潤一研究室)

これまでのプロジェクトの紹介

無線給電の不安定さを活用したアクセサリー

コンセプト

無線給電の不安定さを活用して、人のしぐさにインタラクティブに光がゆらぐアクセサリーを実現するための、着る無線給電システム

多くの光るアクセサリーは予め発光パターンが決まっているので、しぐさの中でその光が浮いて見えるため、安っぽくおもちゃっぽい。

宝石のようにしぐさにあわせてきらめき、大人が普段使いしやすいアクセサリー

アンダーウェア型給電服からアクセサリーに無線給電。
無線給電の不安定さがそのまま光の変化に。
アクセサリー内はコイルとコンデンサ・LEDだけで構成されるので、小さく軽く、従来のアクセサリーの形状・使用感を保つことができる。

展示
学会 : 情報処理学会シンポジウム Interaction2019、WISS2019
展示 : UECものづくりコンテスト(大学学内コンテスト) 優勝、GUGEN2019、GDG Tokyo2019、U24 CO-CHALLENGE 2020(ソニーは君と組みたい)ノミネート

2.5DプリンターとスマホARを用いたまちづくりワークショップ

竹芝や池袋などの街の建物を子供達が想像する未来の建物で上書きすることで「まちの再開発」を行います.

紙に描いた未来の建物を2.5次元プリンタで切り出し,色をつけます.その建物をマップの上に置いて,スマホARで観察すると「まちの再開発」が進んでいきます.

現在の街の様子を観察しながら,実現してほしい未来の街をどんどん実装していきましょう!!!

2021.07 竹芝ワークショップ@ちょもろー
2021.10 池袋ワークショップ with 尼神インター
2022.04 大阪ワークショップ@Warai Mirai Fes 2022

 

スパイスを使った生理的なリマインドシステム

 

ゲームやVR教育などに置いて,フィードバックは振動提示や熱提示など体験者が装着したデバイスから与えれれていた.よって,体験終了後にデバイスを外すと提示されていた情報がなくなり,急に現実に戻ってしまう.

そこで本提案ではスパイスを皮膚に浸透させ,温度感受性TRP受容体を活性化したときの痛みや熱・振動情報などを用いることで,体験終了後にも持続する情報提示手法を用いた.これらの体験後に残る刺激は徐々に弱くなり,しばらくすると体験のことを忘れて日常に戻るが,入浴時などに刺激がぶり返す特性がある.

これを生理的なリマインドとして,体験のリフレクション学習を誘発し,体験の効果を高めることを目指した.

音を使ってコミュニティを活性化する研究

スマートシティの街中に配置されたマルチスピーカーや身に着けるウェラブルスピーカーから音で、「人と人」「人と店」「人と街」のつながりをよりよくできないか試みた

音を使った販売促進プラットフォーム

 

ビジコン「Online Intern Contest」にて、テーマ「コロナで変わった日常の中の”幸せ”を活用したビジネスを考案せよ」(スポンサー:POSシステムの会社)のもとで、音を使った新しい販売促進プラットフォームを提案し、最優秀賞を獲得

スーパーの店内の様々な場所にスピーカーを設置し、POS・本部システムやIoTセンサ・カメラと連携して次の3つを解決する

  • 密を避けながら、売上も向上させる
  • 惣菜など売りたいものをより的確に販促し売ることで廃棄ロスをへらす
  • 棚周辺の客層を判別し販促を行うことで、棚のゴールデンゾーン以外の目立たない商品の機会ロスをへらす

 

光ファイバーアレイと赤外線を用いた非接触熱提示

 ユーザーに対する熱提示では流水やペルチェ素子が使われてきた。赤外線による非接触熱提示では接する物体ではなく自分の肌自体があたたまるため、太陽・焚き火などの暖かさや視界外の存在感を伝えることができる

しかし、装置が大規模だったり細かな調節ができなかったりしたため、あまり活用されいない。

そこで光ファイバーアレイを活用することで、ユーザーの負担が小さく、細かく熱提示の形状や強度を変更できるシステムを提案した

IVRC(国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト)出場

追突事故を回避するための自転車尾灯

コンセプト

追突事故は圧倒的な致死率の自転車の事故であり、そのほとんどが自転車が過失なしである。つまり、安全運転に気をつけていても巻き込まれてしまう可能性がある重大事故! それを避けたい人のための自転車尾灯。

従来の自転車尾灯と同じ構成部品でありながら、路面ライティングを行うことで、
・発光面積の拡大による見逃し予防
・適切な距離感を得られる
・安全な側方間隔によるふらつき事故の回避

展示:ものづくりコンテスト2018(大学内コンテスト) 大学賞

画像処理による弾の出ない安全ガンコントローラー

トリガーをひいたときに画像を撮り、画像処理で当たり判定を行うので安全。
スクリーンを狙うだけでなく、人や風船などをその形のまま狙い、打つことができる。

弾が出ていないのに風船を撃つと、風船が破裂するしかけもつくりました
人は打たれると微弱な電気が流れます

空打ちの空気圧でトリガーを認識するので、サイレンサー型デバイスを銃口につけるだけで様々なモデルガンに対応する。

学会:エンターテインメントコンピューティングシンポジウム2017、情報処理学会HCI研究会173
展示:さつき祭 @国立、イベントジャパン2017 @ビックサイト

3Dプリンタでつくる『張ってはがせるスマートアップリケ』

幼稚園のスモッグのアップリケのように、その日着る服にその日使いたい機能を着け外ししてスマートウェア化する研究

3Dプリンタのマテリアルの特性を活かして機能を実装し、その時にあわせてスマートアップリケをカスタマイズすることができる

論文 (学部)

無線給電の不安定さを利用した光るアクセサリーの表現の検討
加藤 敬太、 福本 有季子、 松本 彩奈、 須藤 里彩、 佐藤 俊樹、WISS 2019: 第27回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ

光るアクセサリーのための身に着ける無線給電システムの提案
福本 有季子(電通大)、加藤 敬太(電通大)、松本 彩奈(武蔵野美大)、田中 桂太(武蔵野美大)、佐藤 俊樹(東工大)、インタラクション2019論文集、p741-742、2019年2月27日

無線画像処理システムにより実世界拡張されたガンシューティングゲーム
河野 航大、伊藤 弘樹、加藤 敬太、川瀬 廣明、佐藤 俊樹、エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2017論文集 、2017、p396-397

ガンシューティングゲームを実世界に拡張する無線画像処理システムの提案
河野 航大、伊藤 弘樹、加藤 敬太、川瀬 廣明、佐藤 俊樹、研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),2017-HCI-173巻、14号、p1-6、2017年

コンテスト・その他イベント

第26回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト IVRC2018 ( 第24回日本バーチャルリアリティ学会大会 )
第27回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト IVRC2019 ( 第25回日本バーチャルリアリティ学会大会 )
第28回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテストIVRC2020




オリジナルハードウェアコンテスト Gugen2020
Google Developer Group (GDG) DevFest Tokyo 2019

UECものづくりコンテスト2017 大学賞、アルビス株式会社賞
UECものづくりコンテスト2018 大学賞、モバイルクリエイト株式会社賞
UECものづくりコンテスト2019 最優秀賞、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ賞、株式会社B-STORM賞

冊子版portfolio

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